タバコを吸う男の人
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ニコチン依存症かどうかはどう見分けるか

タバコをやめようと挑戦しているのになかなかやめることが出来ない、一時期はやめていてもすぐに元のようにタバコを吸うようになってしまったという人も多いのではないでしょうか。
実は、それは日本に限ったことではなく、海外でも半年以上吸わなかった人は全体の1割程度であると言われています。

タバコをやめることに失敗してしまう原因として、ニコチン依存症が挙げられます。
タバコを吸うことで気分が落ち着いたりするのは、快楽を生じさせるドパミンがニコチンを摂取することで大量に放出されるためです。
ニコチン依存症であるかどうかの見分け方としてはタバコを吸わないとイライラする・気分が落ち込む・不安を感じる・寝付きが悪い・食欲が増す・途中覚醒が起こる・集中力の低下といった症状があらわれる場合には注意が必要です。

タバコを吸うことが癖になっている場合、既に依存症になっていることがあります。
なお、タバコのパッケージには、含まれているニコチンやタールが記載されていますが、この数値が小さいからと言って依存症になりにくいという事はありません。
また、銘柄名による違いもありませんので、注意が必要です。

タバコをやめると、味覚が敏感になり食べ物を美味しく感じるようになるという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、実はこれもニコチン依存症の禁断症状が影響している可能性があります。
お菓子などの甘いものを食べると血糖値が急激に上昇し、脳が快楽を感じます。
これはニコチンを摂取した場合と似たようなことが起こっていると考えられます。
しかし、急上昇した血糖値は急下降をしますので、すぐにイライラしてしまったり、お菓子を食べすぎてしまうという悪循環に陥る可能性もあります。

甘いお菓子だけではなく、口寂しさを紛らわせるためにガムを噛み続けるということも依存症の禁断症状です。
ガムを噛むことで、一時的に口寂しさを紛らわせる事が出来ますが、今度はガムを噛まなければイライラするという状況になってしまう可能性もありますので、注意が必要でしょう。

「口が寂しい」ってどういう状態?

ニコチン依存の典型例は、タバコを吸いたいという衝動です。
しかし、単純に衝動に耐えればニコチン依存を改善できるという訳ではなく、口が寂しい状態を克服しなければいけません。
口が寂しいとは、何かを口にしていないと落ち着かない癖がついた状態の事です。
これは離脱症状の一種であり、口寂しさから一本だけ吸う等の形で挫折するきっかけになります。

口が寂しくなる事の問題は、ついタバコを吸ってしまうというだけに留まりません。
何かを口に入れていたいと思って間食が増えると、カロリーの過剰摂取から肥満に繋がってしまいます。
タバコに含まれる成分には人間の味蕾に影響を与える物が含まれており、食物の味に影響を与える苦味を感じにくくします。
喫煙習慣の代わりにお菓子等を食べる習慣が代わりになると、美味しく感じる分だけ食べ過ぎてしまいがちですから、より肥満のリスクは高まります。

癖を改善していくには、何らかの形で癖の影響を乗り切る必要がります。
例えばガムは噛んでいる時間が長く、咀嚼をして口の筋肉を動かす事で口寂しさを紛らわせる物です。
近年は、喫煙したいと思った時に噛む為のニコチンガムもあります。
ガムに含まれるニコチンを口の粘膜から取り入れる物で、噛む機会や噛む量を徐々に減らしていく為に使われます。

また、清涼感の高いタブレット型のお菓子も有効な物の一つです。
甘味が欲しい方はキャンディーもおすすめできます。
ある程度のサイズがあるキャンディーであれば、口が寂しい時に上手く気を紛らわしやすくなるでしょう。
するめや煮干し、お菓子昆布等も歯ごたえがあっておすすめです。
煮干しやおかし昆布は少しずつ食べられますし、パックに入っている量も多いので意外と経済的に利用できます。